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リウマチ(肩)

肩関節は、リウマチの患者さんは末梢の関節から犯されていくものですから、肩に関してはよほど重症でないと痛みは起きてこない。
罹病期間の長い患者さんでは肩関節が犯されて肩の痛みがある場合があります。
診方としましては肩関節周囲炎(五十肩)のような診方と同じです。
リウマチの肩は、肩峰下滑液包の腫脹がよくみられます。
肩甲上腕間接部の腫れ、肩峰下滑液包の張れというのは、一般に肩峰下滑液包の腫脹は肩甲上腕間接部よりも外側に位置していますので三角筋の直下に触れることが多いので鑑別が容易にできると思います。
上腕二頭筋腱溝に沿った圧痛の存在は、腕を外側に回旋させると触知しやすいと思います。
まず、肩関節の初期の状態では、肩関節の腫脹が若干出てくる時期ですので、運動時痛の除去、その周囲の筋の緊張の除去を目的としまして三角筋、棘上筋、僧帽筋の圧痛やそれに一致した経穴に置鍼して、鎮痛を目的とした治療を行っていきます。
次に腱盤を構成している筋棘上筋棘下筋小円筋肩甲下筋の腱盤構成筋の圧痛部にも刺針することが重要です。
発熱や疲労感や骨の変形が起きてくるなど活動性が強くなってきて進行期の段階では、前の初期の段階の治療プラス運動療法も含めて行います。
じっとしていてうずく場合は運動療法は多少控えるがそれ以外運動動作時痛がある場合は局所に治療を行ってもかまわないです。
自動より他動運動をすることによって、関節包に満遍なく栄養を行き届かせます。
初期は、関節包の癒着がおきてきたり、手首、指、肘に機能異常が起こっている方が結果的に肩に来るので手首や肘の機能異常を確認することも大切です。
進行期になると、骨の破壊も起きますし、関節包の癒着も起きてきますし、腱盤の構成筋の萎縮も起きてきますし、手首の機能異常も起きてきますし、その時に筋力低下がおきてくるということで、進行期や晩期は全身状態があまりよくないということで、活動性は落ち着いてきてますが骨の破壊が起こってくる拘縮等も起こしてくる時期は筋力低下も起きてくるし関節包の癒着も起きてくるので徒手による抵抗運動や他動運動を重点的に行う。
肩だけが痛いという患者さんはめったにいませんで、肩に痛みが来る患者さんは、ほとんどが、指、手首、肘、頚がやられ最終的に肩に来る患者さんが多いものですから肩以外の関節や筋肉の状態を確認していくことが大切です。


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