梁丘穴(りょうきゅうけつ)
胃経のツボで膝の近くにあり下痢止めや膝疾患に用います。
大腿部は皮下組織が厚く5㎜程度の刺鍼ではリスクは低い。
膝周りは日常生活やスポーツで直接肌を出したり地面に触れたりするので不衛生になりやすいので刺鍼前の局所消毒は丁寧に行う。
切皮程度の刺鍼や円皮鍼や皮膚接触鍼などの弱い刺激でも皮膚の緊張がとれ柔軟性が得られやすい。
15㎜深度でもまだ皮下脂肪層が大腿筋膜上を十分覆っている。
しかし、5㎜程度で確認されたような比較的隔壁の多い脂肪組織ではなく柔らかい脂肪組織に変わり血管や神経の走行に沿ってまとわりつくような状態になっている。
膝蓋部に近い部位の大腿筋膜は比較的堅い組織ですので、排用性萎縮を起こしている身体でなければ、刺鍼の際に抵抗をかんじる。
深度10㎜〜20㎜程度で皮下組織を抜け外側広筋の筋膜に到達する。
筋膜を貫くときに軽い痛みや響きが起こることがあり、その響きにより筋肉の反射性収縮が起きることがある。
大腿四頭筋の収縮力は強く細い鍼の場合抜鍼困難や折鍼の危険もあるので筋内刺鍼を考えるなら直径20㎜程度の鍼を使用する。
外側広筋の深部には中間広筋が走行している。
中間広筋は体表からは触れることはできないが、梁丘(りょうきゅう)に深刺すると外側広筋を貫通し中間広筋に刺入することができる。
大腿部は深刺すると内出血しやすいのであらかじめ説明が必要である。
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