フォト

ウェブ

無料ブログはココログ

カテゴリー「鍼灸手技」の95件の投稿

2015年7月11日 (土)

人工関節への鍼灸の注意点

人工関節施術は感染のリスクが高くまた感染した時のダメージも大きい。
万が一にも鍼灸が感染要因にならぬよう、また、リスク管理のためにも万全をきす必要がある。
福岡医療連携推進会(整形外科医、柔道正副師、鍼灸師、福岡市)によると
・人工関節手術日が決定した場合は手術予定日3ヶ月前より手術部位周囲への施術は行わない。
・手術後は手術部位周囲には無期限で行わない。
・特に糖尿病、リウマチ、血液透析患者
・人工股関節の場合は腸骨上端から大腿中央
・人工膝間接の場合は膝蓋骨上端10cm下端10cm
・人工肘関節の場合は肘頭10cm近位10cm遠位
・人工肩関節の場合は鎖骨遠位端から10cm近位から10cm

人工関節周囲以外の場所に施術し範囲内は手技療法を行える。

2012年11月23日 (金)

応用トリガーポイントの具体例

1、僧帽筋上部繊維(二カ所):側頸部痛・側頭痛・眼痛
2、僧帽筋中部繊維:肩関節部痛
3、胸鎖乳突筋:側頭痛・眼痛
4、棘下筋:(2ヶ所):上腕後側部痛
5、肩関節後方四角腔部(大円筋を含む):上腕後側痛
6、上腕三頭筋部:前腕後側〜手背
7、大腿筋仙骨付着部:大腿後側痛
8、中殿筋:大腿後側痛
9、小殿筋:大腿外側部痛・下腿外側
10、大腿筋膜張筋:大腿外側痛・下腿外側痛
11、ヒラメ筋:足底部痛

2011年7月 5日 (火)

トリガーポイント

直訳すると引き金点という意味。
筋肉が緊張したり損傷したりすると動きが悪くなる。
そして、その筋肉にはトリガーポイントという痛みの原因のポイントが作られて、動きをさらに悪くしたり血流を悪くする。
トリガーポイントは筋筋膜悼痛症候群とよばれる
筋痛疾患に特徴的な圧痛部位、圧痛部位以外に
1索状硬結の存在
2痛みの認知(症状の再現)
3局所単収縮反応
などの多くの特徴を有し経穴よりも定義が厳密である。
すべての経穴がトリガーポイントの特徴を兼ね備えているわけではない。
トリガーポイント療法とは痛みの原因のポイントを治療することによって効果を得る治療法のことである。

2010年12月 1日 (水)

鍼麻酔

鍼麻酔を実際に実現したのは最近のことで明治鍼灸大学で鍼灸学の教授が成功しました。
いわゆる小手術で脂肪腫の切除でした。
成功率は、2分の1で痛みに耐えられなさそうな場合はそのままキシロカインを用いた。
曲所には100ヘルツ手足に1ヘルツの通電を行った。

2010年7月31日 (土)

寒冷療法

冷却するということですが、適応は外傷、炎症のある急性期、あるいは慢性疾患で急性増悪しているような時に行います。アイスパック、アイスマッサージ、塩化エチルスプレーはスポーツ外傷に用いられます。治療院には寝ちがいがよく来院しますが、これは急性の頚部痛ですが、寝ちがいの時は温めるのではなく冷やした方がいいケースがあります。温めて通電して積極的に治療しますと直後良くなる患者さんもいますが、頚が上がらなくなってしまうこともあります。頚部に触れて熱感がある場合には、まず冷却パックをし鍼をします。鍼もパルス通電ではなく、置鍼に軽い雀啄で刺激量に気をつけます。そしてまた冷却します。すると、急性増悪することなく治療成績があがるようです。急性期で局所に熱感がある場合に行います。

2010年2月 5日 (金)

於血

於血は血の滞りによって起きる病証で
漢方方剤では当帰芍薬散などがあります。
婦人病や冷えなどのもとになり、時には数年たって大きな病気の原因になることもあります。
於血は時に交通事故等の衝撃でも生じる場合があります。
たとえば後方から車にぶつけられ転倒して右足を捻挫したとします。
足に於血が生じ筋経という東洋医学でいうツボの筋肉版ですが、
筋経を通って膝→股関節→肩→顎関節と影響をおよぼします。
このような場合、気血水の巡りを良くする鍼按摩マッサージ指圧等を適切な処で受けるのも良いです。

2009年9月25日 (金)

骨粗鬆症の痛みの構造

骨粗鬆症は圧迫骨折を起こし脊椎に変形が起きる。
レントゲンでの変形を起こし次第に外見的にもわかる。
円背、凹円背、全後湾、亀背のような変形が起こる。
変形が物理的ストレスを生じる。
椎間間接性腰痛の場合、一側性で脊髄神経後枝内側枝を刺激し後ろにそると臀部に放散痛が起きる。
下部胸椎で後枝の皮枝が刺激を受け側胸部等に知覚過敏を起こす。
靭帯や筋肉では脊柱のアライメントの関係で筋疲労を起こしやすくなる。
痛みの起こりやすい場所は、脊柱、傍脊柱筋、臀部、体側。

2008年7月11日 (金)

帯状疱疹痛と帯状疱疹後神経痛の治療法について

帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルスにより発症します。
水痘帯状疱疹ウイルスの初回感染は水痘であり水痘が治癒した後も水痘帯状疱疹ウイルスは水痘の深部の末梢神経を介して感覚神経節に潜伏感染すると考えられています。
しかし、ウイルスが潜伏していたとしても健康体であれば帯状疱疹は発症しません。
このウイルスに対する細胞性免疫が低下する場合に(高齢者、白血病、悪性リンパ腫などの基礎疾患があって化学療法を行っている等)発症しやすくなります。
帯状疱疹の発症部位は、三叉神経節、脊髄感覚神経説から起こると考えられます。
そのほか、例外として顔面神経節から起こる場合がありますが、これはラムゼーハント症候群と呼び顔面神経麻痺をきたします。
各神経節から起こったウイルスが、軸索を介して皮膚に到達します。
そして、大多数の症例では、痛みが最初に起こり、数日後に皮膚分節に限局した片側性の皮疹を生じます。
まれではありますが、皮膚分節に限局した疼痛だけで、皮疹の発現がなく、血清の帯状疱疹ウイルスの抗体の上昇をきたす無疹性帯状疱疹があります。
帯状疱疹に対する治療は、医科では抗ウイルス薬、NSAIDs、副腎皮質ステロイド剤などが用いられます。
また、帯状疱疹痛に対しては、交感神経ブロックを用います。
例えば、三叉神経領域なら星状神経節ブロック、脊髄神経の領域であれば硬膜外ブロックなどと使い分けます。
針治療については帯状疱疹の場合、原因がウイルス感染であり、疼痛の原因は末梢神経の炎症に起因するものですので禁忌と考えられます。
次に帯状疱疹後神経痛は、帯状疱疹の経過中に強い炎症のため中枢神経系と末梢神経に十度の神経変性が生じた結果発症する神経因性疼痛のことをいいます。
帯状疱疹後神経痛の発症には、帯状疱疹の重症度が最も関係しており、高齢者や三叉神経領域の疱疹では重症例が多く帯状疱疹後神経痛の発症率が高くなります。
帯状疱疹後神経痛の臨床症状ですが、帯状疱疹の罹患分節の皮膚表面あるいはその深部に生じる持続的あるいは発作的な痛みが主症状となります。
持続的な痛みは、やけるような、はりでさされるような、しめつけられるような等表現されます。
それに、発作的な電気が走るような引き裂かれるような痛みが重なります。
しかし、他覚的には、疼痛部位に痛覚を痛覚を含めた感覚低下が認められ、衣服が触れるなどの職刺激で痛みが誘発される状態のアルジニアが伴うことが多いです。
医科での治療としては、神経ブロック療法、薬物療法などが中心となります。
神経ブロックは急性期の帯状疱疹の治療と変わりませんが、硬膜外の場合は、カテーテル留置により局麻薬の持続注入を行うこともあります。
薬物療法としては、三環系抗うつ薬が有効でよく用いられます。
また、難治性の症例では、ドラッグチャレンジテストを行い有効性が確認できればケタミン等の薬物が用いられます。
その他、局所療法としては、低出力レーザー、TENS、等も有効であるという報告もあります。
次に鍼治療についてですが、帯状疱疹後神経痛に対して、鍼治療は必ずしも適応になるとは限りません。
例えば疼痛を強く訴えるものなどは局所療法としての治療はあまり向かないと考えます。
最も治療対象となりやすいのが、肋間神経領域の帯状疱疹後神経痛です。
低周波鍼通電では、肋間神経に通電することはリスクを伴うため、また刺激が強すぎるためあまり行いません。
その代わりに多くの場合には、帯状疱疹の罹患分節と同じ高位での椎間関節パルスを行います。
また、四肢の神経痛の場合には、疼痛がみられる領域を支配している感覚神経にパルスを行います。
椎間関節パルス、神経パルスともに周波数は、1ヘルツ通電を行いますが、神経パルスの場合は、鎮痛効果が得られにくい場合、周波数を50~100ヘルツの高頻度に設定することもあります。


2008年5月21日 (水)

リンパ浮腫

子宮癌、卵巣癌等の術後や放射線治療によって下肢に起こります。
リンパの輸送障害に伴い、組織間質の細胞性蛋白の処理能力障害により高たんぱくな組織間液が貯留してしまい臓器や他の場所に浮腫を起こすことになります。
リンパ管は筋の運動によって影響を受けたり逆流を防ぐ為の弁があったり輸送に関与しています。
リンパ浮腫は原発性のものと二次性のものに分けられます。
症状は、浮腫み、下肢の重だるさ、疲労感、皮膚の乾燥そして硬化、疼痛、色調の変化、象皮症ということです。
浮腫みを診るには、圧痕テスト、ステンナーテスト(つまむ)を用います。
合併症としては、皮膚に急性の感染症、蜂窩織炎、白鮮症、リンパ漏(リンパが漏れる)がありますので、鍼治療に際しては、とても注意が必要です。
治療としては、複合的な理学療法、保存的薬物療法、温熱療法でのマイクロウェーブ、外科的に手術を行う方法もあります。
複合的な理学療法としては、スキンケア、マッサージ、サポーターや包帯のような装具を使っているようです。
薬物療法としては、ヨクイニン湯、牛車腎気丸、五苓散、柴苓湯等ということです。
鍼治療では、治療した場合としない場合の有意差が出ている報告がありますが、感染防止には十分注意が必要で念入りに消毒が必要です。

2008年3月 7日 (金)

ステロイド骨粗鬆症カルシトニン

膠原病へのステロイド療法による骨粗鬆症での圧迫骨折の二次的に起こる軟部組織の緊張を改善、また骨強化療法でエルシトニンやカルシトニンで長期に薬物療法を行うさいに鍼灸手技療法の併用で疼痛緩和による日常生活の向上が期待できる。

より以前の記事一覧