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カテゴリー「殿部」の6件の投稿

2014年5月17日 (土)

衝脈

衝脈とは…
経脈流注
衝脈は任脈と同じように骨盤腔内の子宮から起こり、脊柱の深部をめぐって前は陰経諸脈に交わり、後ろは陽経諸脈に交わって十二経脈の海となる。
そして皮下にめぐる衝脈は鼠径部で腎経の気衝穴から腎経と並んで腹壁を上行し、胸部に広がってめぐり、さらに上行して喉に行き、左右合してまた分かれ、さらに上って口唇にめぐる。
この経脈に所属する経穴は、腎経の横骨から幽門までの左右各11穴とする説と、皮下の衝脈として気衝から胃経の腹部の経穴を考える説とがあるが、一般には前者をとる。
病証
のぼせ(逆気)、胸内急痛、大下泄(激しい下痢)。
意義
衝はつく、うごく、通じる。脈は経脈。
衝脈は、十二経脈に通じる経脈であり、また下腹部から上腹部へつきあげてくる逆気の証に用いられる経脈である。
骨盤バンドで骨盤を締めたり骨盤矯正で緩めて仙腸関節の可動域を広げたりすることは任脈・衝脈を通じさせると視点を変えてもいい。更に立位の重心、臍下胆田、第二チャクラの発する場所と言い換えることもできる。

2007年5月14日 (月)

殿部痛

骨盤周辺のことになりますと、殿部もしくは股関節ということになります。整形外科的なものを除けば、鍼灸で対応しているものでは、泌尿生殖器系の症状です。内臓器のことについては除いて書きます。
おそらく腰痛と表現されて来院された患者さんの中にわれわれ専門家が考えている腰痛ではなくて殿部も含めて表現される方もいると思うのですね。意外と症例としては合うことが多いと思います。大転子の後方に愁訴を持つ人の中でご高齢の人が多いとか、あまり年齢層には関係ありません。
どういう病態を考えて針灸もしくは手技療法で対応していくかですが、基本形ですが愁訴である局所の周辺にも目を向けるということになってくると思います。
殿部は、肩関節と同じように末梢の影響を受けるということはまず少ないということですので、より上のほうですね、肩関節で言えば頚椎症性という事を考えると同じように、殿部の場合にもその腰の問題ですね腰に責任部位があると考えるのが一つですね、その一つの中にも、ま、根障害でというのはまずないで、むしろ椎間関節の痛みというものが多いのではないのかなと思います。
下部腰椎の椎間関節部に何らかの問題があってそれでそこに痛みが起こっていると、いわゆる中殿筋のあたりこのへんに放散痛が出ることがあります。下部腰椎に問題があっても中殿筋ではなくて鼠径部のほうに放散痛がでている方もたまにはいるんですね、ま、これはおいといて、腸骨稜の下方といったところに症状がある場合には椎間関節の問題というのは一つ候補ですね。あくまでも候補なのでその先はどうなるかわかりませんが…
次に考えておかなければならないのは、仙腸関節の問題で、その殿部の辺りに症状がありという場合です。仙腸関節の問題については、あのう意見が色々あるところだと思いますが、治療する人間として、そんなことあるわけないと否定して絶対的に胸をはれるのならいいのですけれども、むしろそういう問題もあるかもしれないと残しておいたほうが次の対応策というものを考えた時にバリエーションが出て来るので、あるかないかの可能性を考えたらあるというほうに傾いていたほうがいいと思うのですね。仙腸関節は骨性の結合(靭帯結合)になっているからもう動かないと解剖学では習った半関節できちっとくっついているので動きが起こらない、だから症状が出ない…確かに他の関節のようには動かないのですが、まあ動きはあるんですね。特に女性ですね、だから候補に上げておくこと。
それから次に回旋筋の問題、特に外旋筋で梨状筋、梨状筋症候群というのは、名前としてはメジャーなんですけども、たぶん頻度としてはとっても少ないのですね。梨状筋そのものが老化している堅くなるが判断基準の一個ですから本来の整形外科で言う梨状筋症候群でなくても回旋筋群の中で比較的赤身の部分があって短縮とかコリとかそのようなものが出てきそうな部分だと梨状筋がまずあげられるのですね。双子筋とか内閉鎖筋とかいうのは殿部という外側から見たイメージのところでは、腱になっていますのでそのものが痛くなるということはあったとしても対応しずらいですね。梨状筋のような赤身の部分ではやりやすいですね。
あとは極々まれだと思うのですね。われわれの仕事でそれを見破れることはまずないと思うのですが、末梢循環障害ですね、腹大動脈から左右の腸骨動脈になって、それが内外に分かれて外のほうは大腿動脈のほうに行きますね、内腸骨動脈は、内臓器に分布して殿部の筋肉にも分布します。そこの部分にASOという閉塞性動脈硬化症みたいなものがおこったりすると、いわゆる阻血というもので痛みが出ると、間欠性跛行で神経性か血管性かというようなことがありますけれども、殿部のところでも、もし一定時間殿部の筋肉を使用するような後に痛みもしくはだるさが起こってきて暫く休憩しているとまた使えるいわゆる間欠的に症状が出てくるとすれば想像できると思うのですね。
とりあえずは、腰の問題、局所で考えると仙腸関節かもしくは局所の肉か梨状筋だけではなく中殿筋も大殿筋も原因になりえます、それと末梢循環障害が考えられます。
じゃ、このへんの四つの病変を想像してどのように見分けて対応していくかなのですけれども、腰椎の椎間関節に問題があって殿部に症状を作っているという前提であったとすると、一つには腰椎の後方要素に負荷をかけてみてこれによって症状の再現があるかどうか、ご高齢になって腰椎の前彎がなくなってしまうと椎間関節に問題があっても後屈ということ自体で脊柱が動かなくて負荷がかからない、充分に腰椎が動いて前彎が強くなった状態が強くなった状態が取れてそれで症状がない、これで腰の問題ではないと除外してもいいかと思うけれども、いわゆる理学的な検査が正確に行えない身体の状態になってしまっていると、痛みが出ないという場合には保留にしておかないといけない。
椎間関節のみの責任であって、他の問題がないということにすると、後屈で症状は出るけれども、局所に圧痛はない、ま、殿筋に圧痛のない人はいないと思いますので、その場合には、圧痛というのが症状と重なり合っているかどうかというところを確認するんですね。それは、普段感じているものとちょっとちがう、まったく違うとかですね、そういう風になってくれれば、局所所見として圧痛はあるけれども、原因となっているものの評価からはずしていいと思うのでその場合には説明をして腰に鍼をする。
で、仙腸関節の問題ですが、いろんな負荷テストがあると思うんですね、ニュートンテスト、一番あいまいなのは腹臥位で仙腸関節を押す場合ですが圧痛があるとそれと重なってしまいわかりにくいですね。ニュートンテストで、骨盤に何らかの外力を加える場合には腹臥位でOKをだすのではなくて、側臥位や背臥位でも加えていただくといいですね。
あと股関節を坐位で外旋させる場合ですね、ゲンスレンテストという名前のものもあるようですが、ま、そんなものをしてみるとか、もしくは動きのあるSLRテストですが、アクティブSLRテストというのですが、自動で下肢伸展挙上していただいて、殿部の症状があるかどうかもしも自動で下肢伸展挙上テストをしていただき症状の再現があった場合、今度は仰臥位のままで腸骨稜か上前腸骨棘かそのへんを左右からぎゅっと挟みこむようにして仙腸関節に動きが起こらないような状態を作ってみて、それでもう一度下肢伸展挙上テストをしてもらうと、もしこの状態仙腸関節が動かない状態で症状が消えたなら仙腸関節に負担がかかって痛みが出たのだなと想像するものです。
ワンフィンガーテストということをいったドクターによると仙腸関節の痛みの症例をたくさん診られていてその症例の特徴の一つにどこが痛いですかと伺うと指一本で後上腸骨を指してここが痛いというとそういう人に対して仙腸関節のブロックをするととっても症状が良くなるというので指一本で後上腸骨棘を指し示している場合には仙腸関節の問題と想像してもいいというわけなんですね。当然逆は真なりではないので、脊柱管狭窄症なんか方でも後上腸骨棘のところが痛いとおっしゃっている方がいますから、ま、これは候補の一つというわけですね。
局所の筋肉については、梨状筋を含めてですが、圧痛を診るなり、ストレッチを診るなり、梨状筋はボンネットテストというものがあるけれども、中殿筋のストレッチなんかの場合には、引っ張りたいほうの中殿筋を下にした側臥位ですね、上側になっている股関節90度に曲げて膝は適当に曲げて前方に出し下になっている足の大腿部を持って内転するようにすると中殿筋のストレッチができるということになります。圧痛でも代行できると思いますが、もしくは、外転の抵抗運動をしてみる。
末梢循環障害は問診以上で何も情報を得ることはないと思うのですね、通常の部位であれば触診で皮膚温に左右差があるというようなことですすめられるが、決して無駄な情報ではないと思うのですが、ただ殿部の場合には皮下脂肪が結構付いてきていて殿部そのものがもともと冷たい方が多いのですね、もともと冷たいのでそれ以上評価しようがないので、絶対的な指標にはなりえないもっとも左右差があればそれでOKですけれども…
椎間関節については深い鍼をしてみて殿部に放散痛があるかどうか診るのですが仙腸関節の場合には仙腸関節の鍼というのは、腹臥位の状態で実際に仙骨の外縁に鍼をして仙腸関節部分に行くかというと行かないですね。構造上無理で後ろからタダやっているだけ…。かろうじて仙腸関節の裂隙に鍼が入るかなという場所は、仙腸関節の頭方のはじっこなんですね、ですので鍼を入れるときにL5L4のあたりから真下に鍼を入れていくと後上腸骨棘の前に針が入っていく微妙に仙腸関節付近に届くと思います。それが治療効果につながるかは別だと思います。
一番簡単なのは局所の筋肉の問題、鍼でなくても手技療法で丁寧なジュウネツや圧迫でいけると思います。殿筋というのは意外とデリケートなのでゴリゴリ弾いちゃうことなどをするともまれた痛みというか感じがが残ると思うのですね、そうっと、やっぱり注意がいると思います。梨状筋とか深いところの筋肉については側臥位をとってアプローチをすれば伏臥位よりも手技療法の場合には力が伝わりやすい。腹臥位では大殿筋が邪魔をして十分うまく行かないと思います。
末梢循環を考えている場合には、とりあえず整形のお医者さんに診ていただいていただいたほうがいいと思います。

股関節周囲の症状ですね、鍼灸手技療法で対応できるものはどのへんかなということですが、股関節という関節部分ですのでそこにかかわってくる病気はいっぱいあると思います。変形性のものがあったりとか、炎症性のものがあったりとか、外傷性のものがあったりとか、先天的なものがあったりとか… その中でとりあえず何らかの形で股関節周辺の症状を取っていかないとすると軟部組織にアプローチして変化が出る程度のものでないと難しいかなと思うのですが関節に対してお客様がどのような表現をしてくるかわかりませんが、実際に歩いて関節をうんと曲げて痛いという訴えの場合には関節部分になるかもしれませんが、ご本人も股関節が原因になっていると気づかない場合があるのですね、殿筋殿部に症状があったりする場合があるので… 関節部分の診察のところで一番基本形ですが(どこの関節も同じ)稼動域を調べるということです。どんな姿勢でやるかは工夫次第で、お客様の訴えに対して如何するかですが、上肢の関節の場合には加重がかかって痛いという人はあまり主訴にならない。確かに、肩関節が痛いとか五十肩の時に腕立て伏せをすると痛いというようなことを言われる可能性はあると思うけれども… 股関節の場合には、常に加重がかかっていますので稼動域を調べていくときに加重をした状態での稼動域をみてみるといい。いろんな方法があるわけではないのですが、例えば、単純なのは可能な場合には、立位の状態からしゃがみこんでいただく、痛みが強くてしゃがみこめないということがあると思いますので、その方の状況で椅子坐位よりも深くいったときはないというような場合には無理することはありません。とりあえず、日常生活で起こりそうなものはしゃがみこみですね、もしくは、伸展であればアキレス腱を伸ばすような運動がありますね、片方の足を前に出して片方の足を後ろに出して前後にしてみるのもありますね、片足立ちというのもありますけれども、そのようなことで、加重のある状態で症状の再現があるかどうか… 
次にベット上に仰臥位か何か肢位をとってもらってその状態で普通のROMの測定を行うということになります。加重をかけてみていますから、その後で他動的に動かすということもありますが、とりあえずいける範囲を自動でやってもらう仰臥位なら屈曲外転関節の動きが左右で動きに違いがないかどうか基本的な状態を得てからその状態ができてからいろんな検査をしていけばいいと思いますけども、股関節の検査って… おそらく教科書的には、パトリックテストというのがあるくらいだと思うのですね、他に腸腰筋の短縮のテストはあると思いますけれども、あんまりないので、今、稼動域をみることと各方向への抵抗運動をやってみること、これは筋肉に対する負荷という事になりますね、ターゲットを骨盤にある筋肉というイメージだけでなくて股関節の動き関連している筋肉では大腿部にある筋肉も関連していますし、大腿直筋、大腿筋膜張筋、ハムストリングス…ありますので、股関節の周辺だからといって殿筋とか股関節の回旋筋だけに目をやっておかないことです。
それで、稼動域測定とMMTをかねた抵抗運動などをして症状の誘発があるかないかみて、ちょっとやりずらいので抜け落ちるところもありますが、内転筋の触診とか抵抗運動というのは一応入れておいたほうがいいと思います。部位が部位なので恥骨結合に近いところは触りずらいですね、まあ、ケースバイケースで考えることになりますが、内転筋の強さというのは、股関節の立った上体で安定性を作るときにとっても必要になってきますので何らかの形で評価は必要だと思います。
内転筋の抵抗運動はとってもやりずらいですね。よく観察していないと、仰臥位で少し外転移から自然態の位置に戻すというので内点の抵抗運動はありですね、この時に内転筋の力が落ちていると内転するためにハムストリングが参加してきて外旋位になって内転というケースがあります。内旋・外旋の中間位という基本姿勢のところ膝蓋骨が上を向いている状態で抵抗運動をかける。もしくは、施術者自身に体力があるならば、側臥位にして、お客様には申し訳ないですけれども、側臥位のお客様の下肢の部分をまたいで乗っかって術者がお客様の上側になっている足の膝関節辺りを上から抱え上げるようにしてもちあげその状態でお客様は内転筋に力を入れる…そうすると力が充分あると身体が持ち上がるはずです。そういった内転筋への負荷もあります。体格のいいお客様であったとすると手でやるだけでは不十分である場合がありますので最終的にはお客様の体重をうまく利用した抵抗運動を必要とした場合もあります。
あとは、股関節の周辺のところで、手技もしくは鍼というので対応していける筋… 中殿筋の触診については一番わかりやすいのは腸骨稜の前と後ろの真ん中あたりの直下、腸骨稜のすぐ下発達具合によって腸骨稜のすぐ下に中殿筋がすぐぷりっと盛り上がっている場合もありますし、肉が落ちてくれば腸骨稜の下に少し骨が触れて肉の盛り上がりが出てくる場合もありますのでケースによってですけれども触ってみて… 後上腸骨棘と大転子の上縁を結んだラインを作ってその線のあたりに大殿筋の上縁があるというつもりになって中殿筋単独での圧痛はその仮に引いた線より上方に求める。中殿筋単独の圧痛なり、中殿筋の触感が得られると思います。上後腸骨棘と大転子の上縁を結んだあたりを直角に切るように殿部を触っていただくとこりこりした盛り上がりがあるんですね、これはおそらく大殿筋と中殿筋が重なり合った部分、中殿筋の2分の1は大殿筋に覆われているということになっているということですので、そこから下の圧痛は大殿筋中殿筋混ざっていますということですので除外しないといけません。比較的表層の筋肉ですから中殿筋についてはそれほど難しくはないと思います。
次は、股関節付近で表に出てきて触りやすい筋肉でいうと、腸骨筋というのがあります。表層にあるという前提ですけれども、腸骨窩を起始にして、上から来る大腰筋小腰筋とかと一緒になって小転子について股関節を屈曲している仲間ですね、ほとんど内臓器に覆われるというか、腸骨窩には腹腔の内臓が入っていますので、臓器越しに施術することはありえないですね。その位置のイメージを作るにはどこを触るかというと、鼠径靱帯の部分ですね、鼠径靱帯を四指を使ったような触診ではなくて母指丘あたりを使ってみるのがいいと思うのですけれども、お客様が仰臥位として施術者は向かい合うように傍らに立ち自分の母指丘の手関節のほうを恥骨結合のほうにおいて母指の先端を上前長骨棘のほうに向けて鼠径部のあたりに手を置いてみる。体が硬くて両方置けないという方は半分ずつでいいのですけれども、ポット手を置いて押し込んだりしないで、ふっとあててみてそのときに感じてくる高さというか厚みですね、鼠径部の部分の厚みこれがその下にある腸骨筋の盛り上がりを反映しているということになります。鼠径部の辺りは妙な圧痛があったりしますので、母指で押すとか狭いもので押すと余分な表層の痛みが出てしまうので、母指丘のやわらかいところでぎゅーとおしてみて左右差があるかなと伺ってみるといいと思います。
筋肉の左右差がいつから出たかわからない、もちろんお客様もわからないですので一応候補として残してみる。
股関節を膝関節を曲げた状態で十分曲げたときに何か挟まったような気がする、その挟まるような患児というのも腸骨筋に原因があって出てきている可能性があります。もしお客様の愁訴が前面から外側のところなんだけれども、曲げたときに出てくる挟まり感と似ているとなると腸骨筋を対称にするというのも一つの手になるのですね。あとは短縮があるかどうかでトーマスの肢位を取るというのがありますね。一側の股関節を十分屈曲したときに、骨盤の回転に伴って反対側も上がってくるかというのもみますよね、ちょっと応用編なんですけれども、ただ単にベット上で仰臥位になっているよりも、腸骨筋が短縮しているかなというほう、患側と思しきほう、患側の大腿部をベットからはずす、端っこによっても、落とさないようにしないといけないのですが、股関節が仰臥位の状態でも伸展位を作れるような状態を作ってあげる、そうすると、上がってくるところが明確にわかりやすい。上がってきたときに上がってくる患側を抑えたり伸展をかけてみたりする。これで負荷になりますから症状が出るか…。腹臥位になって股関節を伸展してしまうと、骨盤が回転して、腰椎の負荷になる可能性がありますので、できれば仰臥位でとどめておいたほうがいいと思います。
鍼の場合には腸骨筋に鍼をする場合、大腿動脈の外側、鼠径靱帯より下方、縫工筋よりも上、できた三角形の中で、なるべく外側のほうに行き過ぎてもしょうがないのですが、大腿動脈から離れたほうがいいと思います。大腿動脈に近いと大腿神経に流れてしまうので、その状態で通電をして、縫工筋が動いていない状態で上前腸骨棘の内側のほうに動きがあれば、通電は良いですね。
手技でその辺を揉んでみるかということなんですが、鼠径靱帯の上には消化器とか臓器がありますから腸骨筋まで力を入れるのは無理。鼠径靱帯あたりの部分で広い面を使って、ソフトに揉捏してみると言うのがいいかなとおもいますね。
あとは、股関節周辺で役に立つのは、小殿筋です。小殿筋の圧痛をみるには、股関節の、屈曲、外転、外旋の状態で大転子の上方でいろいろと圧痛をみていくと圧痛を伴った筋張ったものが後上方から前下方に向かって大転子の一番上を横切っている。坐位でやると一番わかりやすいのですが、横座りのようなものを作ってみて、大転子の上縁を下方に向かって「えいっ」と摩り下ろしてみるととても痛い場所がありますので、小殿筋に問題があれば手技療法で股関節軽度外転位で大転子と腸骨稜の間の辺りを念入りに施術してあげれば小殿筋に問題があればその症状については改善できると思います。股関節を十分に外転位とらないと十捏なりの力が入りませんので、側臥位を取らせて少し外転位の足を作って脚を立てひざにしてお客様の大腿部を乗せるとか、工夫して揉捏なり圧迫なりいい方法を選ぶ。
鍼の場合には、特別な肢位はとる必要はなく、小殿筋の存在位置に刺入すればいい。

2005年7月24日 (日)

坐骨神経様症状

ヘルニアで坐骨神経が痛んでいるような場合には鍼の効果は少ない。坐骨神経様症状で、殿部や大腿の後側に重たいような痛みがあって、問診、腱反射、知覚、筋力SLRテスト、坐骨神経を伸展させるようなテスト、梨状筋下孔はどうか・・・梨状筋ストレッチ負荷テスト、等がマイナス。
このような場合、殿筋の放散痛がある。圧迫や等尺性収縮で放散痛がおき、ストレッチでは、症状の再現は起きない。ストレッチ時違和感の左右差がある場合、筋の問題としてはわかる。大殿筋は、立位で下肢を外旋し、膝伸展、股関節屈曲状態でフルに筋力が使われる。つま先をそろえたときと、外旋したときの大殿筋の堅さでわかる。
小中大殿筋を各々調べ、見つからない場合、圧痛を見る。一番多いのが、後上腸骨棘のすぐ外側を、腸骨の面に直角に押す。指は垂直に押し、揉捻するようにすると痛みが残る。強く押さないと痛みの再現はない。後上腸骨棘と大転子を結んだ線上に中殿筋と大殿筋の境があるので、ここを圧迫。見つかった場合、再現しながらの圧迫、5秒押して休み、5秒押して休むことを3回程度やるだけで症状は軽減する。他に、鍼、筋パルスでもよい。

2005年6月14日 (火)

中殿筋

腹臥位で上後腸骨棘と大転子を結ぶ線と垂直に押し込むように指を動かすと索状のものが触れたら圧痛をみます。また、上後腸骨棘のすぐ外側を腸骨に向けて押して圧痛をみます。前者は中殿筋全体的なもので後者は部分的なものです。

2005年6月12日 (日)

小殿筋

下肢の痛みの原因に殿筋の放散痛があります。仰臥位で膝の下に枕を置き膝頭をやや外に向け股関節外転外旋位にします。上前腸骨棘と大転子の間を圧すると、下腿の外側と足部の外側に響くことがあります。ここに刺入もしくは上前腸骨棘と大転子との間にある1㎝位の幅のものの後ろの凹みに大転子に向けて刺入し同じような響きが得られると改善されます。大腿筋膜張筋の張った状態で刺入すると切皮の後の一押しが痛い場合があります。

2005年5月 1日 (日)

神経パルス・座骨神経その3

梨状筋下孔部。腹臥位の場合、鍼は二寸5番〜三寸5〜10番。刺入深度はベットから仙骨とベットから大転子の差が最低の刺入深度。刺入部位は後上腸骨棘(S2の高さ)から下への垂線で尾骨の高さまでの外側で内側は仙骨にあたり、外側過ぎると寛骨にあたります。S4位の高さから始めます。仙骨にあたった場合粘りけのある固さで寛骨の場合軽くコツコツという感じです。最初は速く神経の近くでは響くのでゆっくりとする。側臥位の場合は大殿筋が屈曲によってはっているので刺入深度は浅くていいが大殿筋が響くので前ジュウネツなどをおこなう